【2024年05月最新版】ジャズピアノの学習におすすめのテキスト&楽譜8選
はじめに
ジャズピアノの世界へようこそ。ここでは、ジャズピアノ学習に役立つテキストと楽譜を8冊ご紹介します。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合った教材を手に取り、自分のペースでジャズの学習を楽しんでください。それでは、それぞれのテキストについてひとつひとつご紹介しますね。
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楽譜編
⑴ジャズ・スタンダード・バイブル セッションに役立つ不朽の227曲
黒本ことジャズ・スタンダード・バイブル。この楽譜は、ジャズの定番曲を集めたもので、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。セッションでよく演奏される曲が多く収録されており、これ1冊で基本的なスタンダード曲を網羅できます。
⑵ジャズ・スタンダード・バイブル 2
セッションに行き慣れた初心者から中級向けの黒本。前作に引き続き、さらに多くのジャズ・スタンダード曲を収録した楽譜です。スタンダードというよりジャズミュージシャンのオリジナル曲やニッチな楽曲が多く収録されています。これら2冊を持っていれば、ほとんどのジャズ・スタンダード曲が手に入るため、非常に便利です。
⑶バリーハリスメソードによる ニューヨーク・スタイル ジャズピアノ教本(初心者-中級)
バリーハリスメソッドは、ニューヨークのジャズシーンで名高いバリー・ハリス氏が提唱した教育法で、本書では彼の独自のアプローチを学ぶことができます。初心者から中級者向けに、ジャズの演奏スタイルや理論をわかりやすく解説しています。
理論編
⑷憂鬱と官能を教えた学校(上•下) 初心者-上級
世界的にジャズで有名なアメリカボストンにあるバークリー音楽大学の「バークリー・メソッド」とは何かを解説した本です。作曲やアレンジの視点からも豊かな知識を身につけることができます。理論や歴史に興味がある方にとって、必読の一冊です。
⑸ザ・ジャズ・ピアノ・ブック | マーク・レヴィン(中級-上級)
世界中で愛されてるジャズの教科書。内容としては大学レベル。
マーク・レヴィン氏によるこの教材は、中級から上級者向けのジャズピアノの理論を解説しています。和声、ヴォイシング、インプロビゼーションの技法など、幅広いトピックが網羅されており、上達に役立ちます。
ジャズの歴史上欠かせない名曲の数々を具体例にあげ、背景や歴史を含めて解説しているので、音楽理論と実践が結びつき、飽きることなく学習できます。またスタイルの解説では、ジャズの初期から現在に至るまでに活躍した多くのピアニストに加えて、ジョン・コルトレーン、ジョー・ヘンダーソン、ウェイン・ショーター、チャーリー・パーカーなど、 ピアノ以外の重要なジャズ・ミュージシャンについても解説。ピアノ以外の楽器演奏者にもハーモニーを理解する手がかりとして使用できます。
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⑹マーク・レヴィン ジャズ・ピアニストのための ドロップ2 ヴォイシング・テクニック(中級-上級)
この教材は、ドロップ2ヴォイシングという上級者向けの技法に焦点を当てています。より洗練されたヴォイシングやアレンジを目指す方におすすめです。
ヴォイシングとは、コードの構成音やテンション・ノートなどをルールに沿って配置することです。アンサンブルの中でコンピング(伴奏)をするピアニストは、同じコードでもヴォイシング次第でサウンドを大きく変化させることができます。ドロップ2は数あるヴォイシングの中でもシンプルかつ効果的なテクニックで、ジャンルやスタイルを問わず多方面で使われています。 本書では、ジャズ・ピアニストがドロップ2を用いたハーモニーを弾きこなすための方法に絞り、奏法面からも解説しています。ヴォイシング・テクニックを理解して創ったハーモニーは、ホーン・セクション、コーラス・セクション、アンサンブルなど、すべての楽器やヴォーカルにも応用することが可能です。コードの構造や基本的な音楽理論を理解している方を対象としています。
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⑺ハウ・トゥ・インプロヴァイズ(中級-上級)
このテキストは、上級者向けのジャズのアドリブ練習法を紹介しています。効果的な練習方法を学ぶことで、アドリブのスキルを向上させることができます。
瞬時に作曲しながら演奏を同時に行うインプロヴィゼイション(即興演奏、アドリブ)への対応力をつける全楽器共通のメソッドです。論理的かつ多角的な解説によってさまざまな角度からインプロヴィゼイションに取り組むことで、今まで意識が届かなかった部分を補うことができます。中級者以上を対象にしていますが、冒頭部分はインプロ初心者にも役立つ内容です。ジャズにおけるインプロを基本としていますが、その他のコンテンポラリー音楽にも応用ができます。
内容と独自性から世界中でベストセラーとして愛されており、バークリー音楽大学の専門課程“ジャズ・インプロヴィゼイション・テクニック”での定番テキストとしても長年使われています。練習用CDが2枚付属しているので、授業やレッスン用のテキストとしてはもちろん、独習者でも使いやすいように構成されています。
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⑻ハウ・トゥ・コンプ(中級-上級)
『ハウトゥコンプ』は、趣味でジャズを楽しむ方から、特にジャズミュージシャンやコンポーザーを対象とした一冊です。この本では、ハーモニー、メロディ、リズム、装飾、ノン・ハーモニック・ヴォイシング、注意の振り分け、他のプレイヤーとの反応、ソリストとのやりとり、そしてコンピングの実例にわたる広範なトピックをカバーしています。それぞれのセクションは、理論的な説明、具体的なエクササイズ、実践的にどのように活用していくのかスキルの向上だけでなく理解を深めていくための一冊です。
おすすめポイント
- 音楽理論を実際の演奏にどう結びつけるかを具体的に解説されていて、理解とスキルを深めるための、多くのエクササイズが掲載されています。
- ハーモニー、リズム、メロディーの装飾から、シングル・ノート・ラインによるコンピングまで、多様なトピックをカバーしています。
- 実際の楽曲を通じて、コンピングの実例を学び、応用して実際に落とし込むことができる。
⑼Line Games / Randy Vincent(英語)
PDF版はこちらで購入可能 / $20(2023年10月現在)
『Line Games』は、Randy Vincentによって書かれたジャズギターに関する本で、シングルノートラインのテクニックとジャズの語彙を同時に開発するための実用的な。基本的にギタリスト向けに書かれていますが、ジャズ音楽における徹底した知識とトレーニングを追求するのにピアニストにも役立つ一冊です。
1. ジャズの語彙力を広げる
- ピアニストもギタリストと同様に、ジャズのフレーズやアイディアを理解し、自分の演奏に取り入れることが重要です。本書には、多くのジャズギタリストから採譜されたフレーズやアイディアが載っているので、ジャズの語彙力を豊かにすることができます。
2. インプロビゼーションのスキル向上
- インプロビゼーションのスキルを向上させるための多くのエクササイズとコンセプトを提供しています。ピアニストもこれらのエクササイズを利用して、インプロビゼーションのテクニックを磨くことができます。
3. メロディックなラインの構築
- メロディックなラインの構築法やコンセプトについて学べる。
4. ハーモニーとスケールへの理解
- ジャズハーモニーとスケールに関する基本的な理論も取り入れているので、ピアニストがコード進行を理解し、インプロビゼーションにおいて適切なスケールを使用する方法を学べます。
5. クリエイティブなアプローチ
- この本のコンセプトやアイディアを自分の演奏に取り入れることで、ただ真似しただけではない、新しいアイディアを生み出し、自分だけのサウンドを作り出すことを学べます。
以上のテキストと楽譜は、ジャズピアノを学ぶ上で非常に役立ちます。それぞれのレベルや目的に合わせて選んでいただき、ジャズピアノの世界を楽しんでください。
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